labrador retriever puppy

中におやつを詰めることができ、破壊されにくく、中に詰めたおやつをゆっくり食べることに集中させて犬の問題行動を抑制しやすくしてくれる、便利なおもちゃ「知育玩具」。仕事をしたいときやごはんを食べているときなど、愛犬におとなしくしていてほしいときに大活躍してくれます。

この知育玩具をうまく使いこなせるようになると、色々な場面でとっても役に立ちます。

こんなに便利だった!知育玩具の使い道

 

知育玩具は様々な場面で使うことができ、トレーニングの手助けもしてくれる優れもの。ぜひ日常生活の中で使える場面を探してみましょう!

ケース1:お留守番対策

「お買い物行ってくるね」と玄関を出ようとすると、愛犬が泣き叫ぶかのように吠え始めてしまう、こんな経験をされた方は多いかもしれませんね。そんなとき、知育玩具が大活躍!

 

使い方はおやつを詰めた知育玩具を、外出直前にあげていきましょう。そうするとワンちゃんは知育玩具に夢中になり、その間に飼い主さんがささっと出ていくことで、吠えるのを防ぐことができます。さらにおやつを食べ終えるころには頭と体力を使って、ぐっすり寝てくれるはずです。

 

ケース2:夜泣き対策

子犬の時期や、ケージやクレートに入ることに慣れていない子が吠えてしまうケースです。ここで可哀そうと出してしまうのではなく、知育玩具を使うのです。この時のポイントはできるだけ吠え始める前に、愛犬と一緒に知育玩具を入れてしまう方が良いでしょう。

ケース1と同様におやつに夢中になり、食べ終わるころには疲れて朝までぐっすりという効果が見込めます。

子犬が夜鳴きするのはなぜ?夜鳴きの対処方法【獣医師が解説】」もあわせてご覧ください。

 

ケース3:要求吠え対策

人間の食事中に、愛犬が食べ物を欲しがって吠えてしまったり、あるいは体によじ登ってきたり、机に手をかけてきたりとお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?ここで食べ物をあげてしまうと、「吠えればもらえるんだ!」「登ればもらえる!」「手をかけたら貰えるのね!」と学習させてしまう可能性が高くなります。

こんな時にも人間がごはんを食べ始める時に、おやつを入れた知育玩具をあげるだけで防ぐことが出来るのです。

知育玩具の使い方

こんな便利な知育玩具ですが、もしかすると「うちの子、知育玩具あげると、すぐ食べ終わっちゃって…。」と知育玩具を棚の奥に片づけてしまった方もいるのではないでしょうか。

愛犬を長時間夢中にさせることができる知育玩具を作るためには、実はおもちゃの扱い方を工夫をする必要があるのです。知育玩具の基本の使い方から、より長持ちさせるためのおやつの詰め方などをご紹介します。

どんな知育玩具があるの?

知育玩具は様々な形があり、その形状によって使い方も変わってきます。まずはどんな形状のものがあるのかをご紹介しましょう。

シンプルに中に詰めるタイプ

まだおやつが出てくる仕組みを完璧に理解できていない犬は、おやつが出てくる前に「出てこないっ!つまらならい!」と飽きてしまうことが多いので、初めて知育玩具を使う子は簡単におやつがゲットできるタイプがオススメです。大きさと硬さに段階があるので、愛犬に合ったものを選んであげてくださいね!

小分けに出てくるタイプ

おもちゃの中からおやつが出てくる仕組みを理解できたら、だんだんとレベルを上げていきましょう。小分けに出てくるタイプはおやつが出てくるのに時間がかかるので、長い間夢中になってくれます。

知育玩具の与え方

まずは簡単におやつが取り出せるおもちゃに慣れてから、徐々に難易度をあげていきます。

詰めるタイプの知育玩具におやつをちぎって入れる。

犬が鼻や手で軽く転がすだけで、出てくるような簡単なレベルです。

簡単にコロコロ~ッと出てくるので、知育玩具に初めてトライするワンちゃんにおすすめです。

詰めるタイプの知育玩具にふやかしたドライフードを詰める。

ドライフードをふやかして、つぶしてペースト状にし、それを中に詰めていきます。奥まで入っているので、固形のまま入れるよりも食べ終えるまでに時間がかかります。知育玩具に慣れてきたらチャレンジしてみましょう!

★応用編

このペースト状のドライフードを詰めた知育玩具を冷蔵庫や冷凍庫で冷やしたり、凍らせたりすると、食べるのにより時間がかかります。ただし、お腹の調子が悪くなってしまう子もいるかもしれないなので、様子を見ながらあげてくださいね。

小分けに出てくるタイプの知育玩具に適度な大きさのおやつを入れる。

これは単純に入れるだけでも出てくるまでに時間はかかるので、知育玩具に慣れてきたら少しレベルアップしてみましょう!ゴムでできているものはフローリングなどの素材でも静かに遊ぶことができるのでおすすめです。

小分けに出てくるタイプの知育玩具で難易度を上げる。

小分けにおやつが出てくるタイプの知育玩具の中には、中の仕切り版の取り外しができるものがあります。こういったタイプの知育玩具を使う場合は、最初仕切り版の数は1枚から行うのですが、徐々に仕切り版の数を増やしてみると良いでしょう。

更なる高度な知育玩具

時には少し難易度が高い知育玩具も良い刺激になるはずです。だたし、易しめの知育玩具に慣れてから使うようにしてあげてくださいね!

 

知育玩具を使用する際に気を付けること

犬が咬み壊しにくい知育玩具ですが、ワンちゃんによっては壊して誤飲に繋がってしまうことも考えられます。初めて知育玩具を使用する際には、犬の様子を見ながら与えてあげるよう心がけましょう。特にジャックラッセルテリアなど顎の力が強い犬種はお留守番時に与えてしまうと、咬み壊してしまう可能性もありますので、留守番時には使用しない方が良いでしょう。また知育玩具の種類によっては硬さに違いがありますので、しっかりと愛犬に合ったものを選ぶことが重要です。

 

今回は簡単に何種類かの知育玩具を例として挙げましたが、他にもいろいろな形状や素材のものがあります。ぜひ様々な知育玩具を使い、愛犬の欲求を満たし、快適な生活を送ってくださいね!

 

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「うちの子」の長生きのために、年齢や季節、犬種など、かかりやすい病気や、症状や病名で調べることができる「うちの子おうちの医療事典」をご利用ください。 

うちの子おうちの医療事典

例えば、愛犬の「行動」から、考えられる病気を調べることもできます。健康な毎日を過ごすため、知識を得ておきましょう。

■ 足をあげる

■ 歩かない

■ 頭を振っている

■ ふらつく

■ ぐるぐる回る

■ 遠吠えをする

■ 性格が変わる

佐藤 千佳
プレイボゥドッグトレーナー
アカデミー

佐藤 千佳

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