アイペット損害保険株式会社は犬・猫と一緒に暮らす飼い主さん1052人を対象にペットの熱中症に関するアンケートを実施しました。夏本番を迎え熱中症のリスクが高まるこの時期に対策方法を参考にしてみてください。
ペットが熱中症になることを知っていますか?
全体では8割を超える飼い主さんがペットの熱中症を知ってました。
実際に愛犬・愛猫が熱中症になってしまったことは?
熱中症を疑ったことがありますか?
ペットの熱中症を疑った時期はいつですか?
最も多い回答は8月ですが、4,5月に疑われたことも意外と多い結果になりました。真夏以外でも熱中症になるリスクは十分にあります。
気温が何度以上になると熱中症の危険が高まるのかはコチラをご確認ください!
熱中症を疑った場所はどこですか?
お散歩中よりも家の中の方が熱中症発生頻度が高いという結果になりました。家の中なら大丈夫と油断せずしっかりと対策を行いましょう。
熱中症を疑った時の症状は?
「ぐったりしていた」というのが最もよく見られる症状でした。特に舌を出した状態でぐったりしていたら熱中症の初期症状です。すぐに病院に連れて行きましょう。
そのほかの初期症状や、すでに重症になっているときのサインはコチラをご覧ください。
熱中症になってしまったら・・・?
熱中症を疑ったあとどのように行動しましたか?
応急処置はなにをしましたか?
多くの飼い主さんが正しい応急処置を行うことができていました。体を冷やす際は、保冷剤だと一部しか冷やすことができないのでびしょびしょに濡らしたタオルを使うとより効果的です。
詳しい応急処置方法はコチラをご覧ください。
対策はいつから行えばいいの?
今年はどんな熱中症対策をしますか?
冷房器具の使用や冷却マットなど涼しい環境作りを行う飼い主さんが多くいらっしゃいました。部屋を涼しくするのは非常に効果的な熱中症対策です。25℃から28℃に設定しておきましょう。また、温度の管理だけでなく湿度にも気を付けてあげてください。
そのほかの対策や車やお散歩の際の対策はコチラをご覧ください。
熱中症対策はいつごろから始めましたか?
多くの飼い主さんは本格的な夏が始まる前に対策を始めているのですね。
熱中症対策、みんなはなにをしてるの?
犬のストレスをためないためにどうしていますか?
熱中症にならないためにお散歩の時間を控えたり時間を短くした場合、どのように運動不足やストレス発散をしたのか。聞いてみました。
日が出ていない時間にお散歩に行くという結果が最も多くみられました。大切なのは時間ではなく道路の熱さです。早朝6時でも道路が熱かったりすることもあるので道路を手のひらでさわって熱さをチェックしてみましょう。普通に触れるようならばお散歩にいってOKです。
夏のお散歩のおすすめ散歩コースや持ち物などはコチラをご覧ください。
自宅にペットしかいない場合冷房器具はつけますか?
8割近くもの飼い主さんが冷房器具をつけたまま出かけていることがわかりました。タイマーでセットするという方も18%いたことからほとんどの飼い主さんが熱中症対策に冷房器具を使っているようです。
ペットのお留守番中は、冷房器具を適切に使用し、ペット自身が体温調節をしやすいように冷房が当たり過ぎない場所を作るなど、工夫をしましょう。夏場の車の中でのお留守番は、車内が高温になり、熱中症にかかるリスクが高くなるため、絶対に避けてください。愛犬と車で出掛ける際に気を付けるべきことはコチラをご覧ださい。
【調査概要】
調査対象:全国の犬・猫飼育者
調査人数:1,052名
調査期間:2019月5月20日~5月26日
調査方法:インターネットによるアンケートを実施
今回の調査結果について詳しくは『ペットの熱中症に関する調査』をご覧ください。
『熱中症』に関するワンペディアの獣医師監修記事は、こちらをご覧ください。
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