アイペット損害保険株式会社は、ご契約者さまからの保険金請求実績に基づく「保険金請求が多い傷病のランキング」(※¹)を毎年発表しています。ワンペディアでは、犬の傷病ランキングをご紹介します。愛するうちの子の病気やケガへのリスクに備える、今後の参考になれば幸いです。
※¹傷病:疾病(病気)と傷害(ケガ)を総称した呼称
保険金請求が多い傷病ランキング
犬の総合ランキング*²では、第1位が「皮膚炎」で、以下「外耳炎」「胃腸炎」「下痢」と、飼い主さまが変化に気づきやすい傷病が上位を占めました。1位の「皮膚炎」は、 過去の調査*³でも「5人に1人が皮膚トラブルで請求している」という結果もでており、 多くの飼い主さまが経験されている身近な傷病です。
*²通院・入院・手術を総合した保険金請求件
*³当社のご契約者さまにおける保険金請求理由の内訳より:2018年1~
保険金請求が多い傷病ランキング【手術編】
手術ランキングでは、 昨年同様、 犬は「腫瘍」( 猫は「異物誤飲」)が第1位となりました。「腫瘍」は、症状や腫瘍の種類、治療法で処置は異なりますが、皮膚腫瘍を手術で取った場合、90,400円の診療費が発生することがあります。(これは手術の一例で、金額はあくまで参考です)
*⁴当社の支払データに基づき、 傷病毎の診療ケースを想定して獣医師が算出した参考金額
※この参考診療費等のデータは一例であり、 一般的な平均・水準を示すものではありません。
ランキング上位の傷病のうち、「腫瘍」「
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当社の獣医師が運営する【うちの子 HAPPY PROJECT】Webサイトでは、「骨折対策」「異物誤飲対策」「スキンケア対策」など、今日から実践でき、すぐに役立つ、愛犬の病気や事故、しつけの対策や情報を“獣医師”がお届けしております。今後の対策にご活用ください。
保険金請求が多い傷病ランキング【年齢別・総合編*⁵】
*⁵通院・入院・手術を総合した保険金請求件数
年齢別の犬のランキングでは、 0歳から7歳以上の全ての年齢に共通して「皮膚炎」「外耳炎」
0歳で第2位の「下痢」は、子犬ではまだ消化器が成長しきっていないため、環境や食事の変化などで影響を受けやすく、それが原因となって発生してしまうことがあるようです。ランクには入っていませんが、子犬の時期は、骨が成長段階でまだ細いことや、十分に免疫ができていないため、「骨折」への注意も必要です。
一方、7歳以上のシニア期では、 犬・猫共通して、 6歳以下ではあがっていない傷病の「腫瘍」「心臓病」「歯周病」
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保険金請求が多い傷病のランキング【犬種別・総合*⁶】
*⁶通院・入院・手術を総合した保険金請求件数
犬種別にみると、 ミニチュア・ダックスフンドでは、 他の3犬種にはない「腫瘍」「椎間板ヘルニア」
肥満のリスクは☞『愛犬の肥満、放置しておくと大変なことに!【獣医師が解説】』
チワワでは「心臓病」が第1位となりました。 心臓病の1つである「僧帽弁閉鎖不全症(
昨年に引き続き、 「皮膚炎」「外耳炎」「胃腸炎」「下痢」など、 仕草や症状などから、飼い主さんが変化に気づきやすい傷病が上
【調査概要】
調査期間:2020年1月1日~12月31日
調査サンプル数:52,927件
調査方法:当社の保険金請求データを元にしたサンプル調査
★アイペット獣医師監修『ペットと私の暮らしメモ』も、ぜひご覧ください。
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犬種や季節、年齢など、うちの子がかかりやすい病気を調べて予防するため、『うちの子おうちの医療事典』を、ぜひご利用ください。
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