アイペット損保では、犬・猫飼育者各1,000名(合計2,000名)を対象に、愛犬と愛猫の健康状態に関する調査を実施しました。   ワンペディアでは、主に愛犬の健康状態について、調査の結果をご紹介いたします。     【調査概要】 調査対象:犬・猫の飼育者各1,000名(合計2,000名) (ペット保険加入者各500名、ペット保険に未加入者かつ加入意向ありの方各500名) 調査期間:2024年2月29日~3月4日 調査方法:インターネットによるアンケートを実施      

おおむね健康と考えている飼育者は犬・猫とも約70%

 

図1 健康状態

    ペットの健康状態について尋ねたところ、犬は「特に病気やケガもなくいたって健康である」52.7%、「ときどき体質的に調子が悪くなることがあるが健康である」20.5%となり、73.2%がおおむね健康に生活できている結果となりました。(図1)   犬・猫の比較では、猫の方が健康である割合が約5ポイント高いものの、ともに70%以上が健やかな生活を送れていることがわかりました。    

「いたって健康」の割合は年齢とともに大幅に下降

  続いて、ペットの健康状態について、ペットの年齢別に確認すると、犬・猫ともに年齢が上がるにつれ「特に病気やケガもなくいたって健康である」割合が低下し、病気治療中の割合が高まる傾向がみられました。(図2)    

図2 年齢帯別の健康状態

        特に、8~11歳になると、犬の「いたって健康である」割合は半数を割り込みます。 対して猫は当該年齢でも約6割は健康を保っています。 犬については、猫よりも早い段階から健康を意識した運動や食生活、健康診断などを意識してあげるのがよいかもしれません。        

年齢別の既往歴、幼齢期の「骨折」と「誤飲」に注意

 

図3 これまで病気やケガに見舞われたもの

 

  続いて、犬の年齢別に「これまで病気やケガに見舞われたもの」を確認すると、幼齢期は皮膚炎異物誤飲が多いことがわかりました。(図3)   異物誤飲については、0~3歳期で2位、4~7歳期で4位、8~11歳で5位、以降の年齢ではランク外となっており、犬が幼いほど発生しやすい傾向がみてとれます。飼育し始めは飼育者の方も管理に不慣れな部分があるかと思いますが、ペットの幼齢期ほど異物誤飲には注意が必要になりそうです。   また、0~3歳の既往歴で5.1%を示した「骨折」は、特に生後3か月から10か月までに骨折が起こりやすく、子犬期の骨折対策をして防ぐことも重要です。骨折や異物誤飲など、対策をしておくことで未然に防ぐことができるケガや病気について、アイペット損保の獣医師による「今すぐできる病気・事故対策」もあわせてご覧ください。    

病気やケガの不安や心配なことは?

 

図4 病気やケガの不安

    さらに「病気やケガに対して、不安や心配なこと」を尋ねたところ(図4)、0~3歳は「骨折」(25.6%)、4~7歳は「歯周病」(20.4%)、それ以上の年齢では「白内障」がトップとなりました。(8~11歳:28.6%、12~15歳:27.0%、16歳以上:28.6%)その他、「介護が必要な身体不自由な状態」を不安視する傾向が年齢とともに高まっていくことが特徴的です。   アイペット損保が開設している獣医師監修「うちの子おうちの医療事典」では、「高齢犬に多い病気」「長期の治療が必要な病気」など、関心に合わせた検索が可能です。ペットが年齢を重ねることは避けられないことですが、日ごろの健康管理によってペットとの楽しい生活を長く続けられるよう、お役立ていただければと思います。     ★「うちの子」の長生きのために、気になるキーワードや、症状や病名で調べることができる、獣医師監修のペットのためのオンライン医療辞典「うちの子おうちの医療事典」をご利用ください。       ★「ワンペディア編集部」では、愛犬との暮らしに役立つお勧め記事や、アイペット損保からの最新情報を、ワンペディア編集部からのメールマガジン(月1回第3木曜日夕方配信予定)でお知らせしています。ご希望の方はこちらからご登録ください。      

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ワンペディア編集部

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