アイペット損害保険株式会社は毎年、前年の一年間にアイペットのペット保険にご加入いただいた犬・猫を対象に、人気飼育犬種・猫種ランキングの調査集計を行っています。「ワンペディア」では犬種ランキングをご紹介します!
人気犬種ランキング TOP10
飼育犬種ランキングでは、2020年から3年連続で「ミックス」がトップとなりました。
5位の「ミニチュア・ダックスフンド」、7位の「ミニチュア・シュナウザー」が共に順位を1つ上げるなど、一部の犬種で順位の変動がみられるものの、1位から10位までの顔触れは2017年の調査開始以来変わらず、多くの方に愛されているようです。都心部やマンションでも飼育しやすい小型犬種が多くを占めていることも特徴的です。「小型犬に多い」傷病については、「うちの子おうちの医療事典」で調べることができます。こちらをあわせてご覧ください。
*¹ 犬A:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子」のミックス「犬A」(小型犬)(12kg未満)
*² 犬Ⅰ:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子ライト」のミックス「犬Ⅰ」(小型犬)(16kg以下)
人気犬種ランキング 11位~30位
昨年(2021年)同様、トップ10に引き続き、11位から30位までの中に小型犬種が多数ランクインしました。
大型犬の中で順位が最も高いのは「ゴールデン・レトリーバー」(14位)で、次点は「ラブラドール・レトリーバー」(17位)でした。両者は調査年によって順位が入れ替わることもあり、ともに大型犬の中で高い順位を維持しています。どちらの犬種も、盲導犬など補助犬として活躍しているイメージがあるように、とても賢く、人間と一緒に過ごすことを好む場合が多く、まさに人間とパートナーのような関係を築くことができる犬種であることから高い順位を維持しているのではないでしょうか。
中型犬の中で最上位だったのは「フレンチ・ブルドック」(8位)で、調査開始以来10位以内をキープしています。「フレンチ・ブルドック」ならではの愛嬌ある顔つきや仕草が魅力となっているほか、無駄吠えが少ない傾向があるという点から、人口の多い都心部やマンションに住む方にも選ばれやすいのではないでしょうか。
*⁴ 犬B:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子」のミックス「中型犬」(12kg以上20kg未満)
*⁵ 犬Ⅱ:ペット保険「うちの子ライト」のミックス「犬Ⅱ」(16kg以上31kg以下)
*⁶ 犬C:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子」のミックス「犬C」(大型犬)(20kg以上)
*⁷ 犬Ⅲ:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子ライト」のミックス「犬Ⅲ」(32kg以上)
2022年は、新型コロナウイルス感染拡大により縮小されていた経済活動が回復に向かい、海外からの観光客の姿もみられるようになった年となりました。一部の企業では、出社回帰といわれる現象がみられるようになり、テレワークの頻度が低下しつつあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。特にコロナ禍においてペットをお迎えした方にとっては、ペットのこれまでの生活スタイルに変化が生じやすい時期かもしれません。生活スタイルが変化する中においてペットとの関係を良好に維持するためには、それぞれの品種の個性や特徴を理解することが大切です。
また、近年、犬や猫の平均寿命は延び、ペットの高齢化に伴いシニア期の介護も増えています。これからペットを飼育する際はそれぞれの品種の特徴等を考慮し、責任をもって終生飼養できるかしっかりと未来を見据え、ご家庭や生活スタイルにあったペットを迎え入れることをおすすめします。
【猫部門:1位~10位】
飼育猫種ランキングでは、「ミックス」が1位となり、2位以下を引き離し6年連続で首位となっています。猫は、ペットショップなどで迎え入れる経路のほか、保護猫を譲渡され飼育を始めるなど入手経路が多様であることなどが、「ミックス」が上位である理由に影響を与えている可能性があります。また、昨年より大きく順位を上げたのは「ラグドール」で、昨年と比べ順位を4つ上げ、第4位となりました。一方で、「ノルウェージャン・フォレスト・キャット」は昨年と比べ順位を4つ下げ、第9位となりました。
昨年より順位を4つ上げた「ラグドール」はふわふわの毛を持つ長毛種です。「ラグドール」という名前は「ぬいぐるみのお人形」という意味もあり、その名前のとおり、人に抱っこされるのが好きな子が多い猫種です。コミュニケーションが比較的取りやすく、穏やかな性格といわれていることから、初めてお迎えしようと考えている方にも選ばれやすいのかもしれません。
*³ ミックス:純血種同士を組み合わせている猫、日本猫、雑種の猫を含みます
また、犬・猫それぞれの11位以下のランキングは以下の通りです。
【犬部門:11位~30位】
昨年同様、トップ10に引き続き、11位から30位までの中に小型犬種が多数ランクインしました。
大型犬の中で順位が最も高いのは「ゴールデン・レトリーバー」(14位)で、次点は「ラブラドール・レトリーバー」(17位)でした。両者は調査年によって順位が入れ替わることもあり、ともに大型犬の中で高い順位を維持しています。どちらの犬種も、盲導犬など補助犬として活躍しているイメージがあるように、とても賢く、人間と一緒に過ごすことを好む場合が多く、まさに人間とパートナーのような関係を築くことができる犬種であることから高い順位を維持しているのではないでしょうか。
中型犬の中で最上位だったのは「フレンチ・ブルドック」(8位)で、調査開始以来10位以内をキープしています。「フレンチ・ブルドック」ならではの愛嬌ある顔つきや仕草が魅力となっているほか、無駄吠えが少ない傾向があるという点から、人口の多い都心部やマンションに住む方にも選ばれやすいのではないでしょうか。
*⁴ 犬B:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子」のミックス「中型犬」(12kg以上20kg未満)
*⁵ 犬Ⅱ:ペット保険「うちの子ライト」のミックス「犬Ⅱ」(16kg以上31kg以下)
*⁶ 犬C:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子」のミックス「犬C」(大型犬)(20kg以上)
*⁷ 犬Ⅲ:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子ライト」のミックス「犬Ⅲ」(32kg以上)
【猫部門:11位~30位】
昨年と同様に、長毛種の猫種が多くランクインしました。猫は、短毛と長毛どちらも発生する猫種もありますが、こうした猫種も併せてカウントすると、全体の6割ほどを長毛種が占めています。
昨年と比べ4つ順位を上げ、躍進した猫種は「エキゾチック」「セルカーク・レックス」「ジェネッタ」の3種です。「エキゾチック」は丸みのある頭部と低めの小さい鼻が可愛い、穏やかで人懐っこい性格であることが多い猫種です。「セルカーク・レックス」は大きくしっかりとした体格で、巻き毛が特徴的な猫種です。しっかりとした体をもちながらも、「羊の皮をかぶったネコ」と称されるほど穏やかな性格が特徴の1つと言われており、その個性と性格から人気が高まりつつあるのかもしれません。
「ジェネッタ」は2006年にアメリカで生まれた新しい猫種で、胴長で足が短く、どことなくミニチュア・ダックスフンドに似た風貌の猫種です(中には足の長い種類も存在します)。運動能力が高くアクティブな性格といわれています。まだ、新しい猫種ということもあり、これまであまり知られていなかった猫種かもしれませんが、月日が経つにつれ知名度が高まっているのかもしれません。
続いて、昨年に引き続き、エキゾチックアニマル*8が対象となる当社のペット保険「うちの子キュート」*9へ加入いただき、契約が開始された小動物のランキングも発表いたします。
*⁸ 犬・猫以外のペットとして飼育されている小型哺乳類、爬虫類、鳥などの小動物の総称
*⁹ 2018年4月より販売開始したエキゾチックアニマルを対象とするペット保険。ペットショップ代理店限定商品
【うさぎ部門:1位~10位】
例年トップ3を発表している今年の干支「うさぎ」については、調査開始以来初めて10位まで公表いたします。
人気飼育うさぎ種では、昨年同様、「ネザーランドドワーフ」が第1位となりました。1位から10位までにランクインした品種のうち、順位変動があった「たれ耳」が特徴的な品種をみてみると、2020年の調査開始以来、「ホーランドロップ」(2位→3位→2位)が高順位を維持しているほか、「ドワーフロップ」(16位→11位→10位)が着実に順位を上げていることがわかります。また、不動の1位を維持する「ネザーランドドワーフ」をはじめ、3位の「ミニうさぎ」や着実に順位を伸ばす「ミニロップ」など、小型のうさぎが人気を集めている傾向がみられます。
ふわふわの毛並みや愛くるしい表情、丸みを帯びた体形など、魅力がたっぷりのうさぎはペットとしても人気があります。うさぎは室内飼育が主流で、特に小型の品種については飼育しやすいイメージを持たれやすいですが、湿度や温度に敏感で、暑すぎても寒すぎても体調を崩しやすいため、一般的に、適正温度18〜24℃、湿度50%程度となるよう、年間を通じて部屋の状態を適切に管理する必要があります。また、活発なうさぎや人懐っこいうさぎなど、個性も様々です。飼育する際は、うさぎの特徴や飼育方法をよく理解した上で、終生飼養を念頭にお迎えするようにしましょう。
【番外編:小動物部門(鳥、ねずみ)】
「鳥」のランキングと「ネズミ」のランキングでは、1位から3位まで昨年同様の順位となりました。カラフルな色合いが可愛らしく、好奇心旺盛で人間の言葉のマネをするのが得意な「セキセイインコ」は不動の1位を維持しています。「ネズミ」のランキングについても、第1位の「チンチラ」から第3位の「ラット」まで4年連続で同順位となり、高い人気を誇っています。
2022年は、新型コロナウイルス感染拡大により縮小されていた経済活動が回復に向かい、海外からの観光客の姿もみられるようになった年となりました。一部の企業では、出社回帰といわれる現象がみられるようになり、テレワークの頻度が低下しつつあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。特にコロナ禍においてペットをお迎えした方にとっては、ペットのこれまでの生活スタイルに変化が生じやすい時期かもしれません。生活スタイルが変化する中においてペットとの関係を良好に維持するためには、それぞれの品種の個性や特徴を理解することが大切です。
また、近年、犬や猫の平均寿命は延び、ペットの高齢化に伴いシニア期の介護も増えています。これからペットを飼育する際はそれぞれの品種の特徴等を考慮し、責任をもって終生飼養できるかしっかりと未来を見据え、ご家庭や生活スタイルにあったペットを迎え入れることをおすすめします。
【調査方法】
2022年1月1日~2022年12月31日にアイペットの保険にご加入いただき、保険契約が開始された犬・猫・うさぎ・鳥・ネズミの品種を集計
※ランキング表の( )内は昨年度の順位を表しています。
■昨年のランキングはこちらからご覧いただけます。
2021年人気飼育犬種・猫種ランキング:https://www.ipet-ins.com/info/30161/
★「うちの子」の長生きのために、気になるキーワードや、症状や病名で調べることができる、獣医師監修のペットのためのオンライン医療辞典「うちの子おうちの医療事典 」をご利用ください。
例えば、下記のような切り口から、
【治療面】■ 再発しやすい ■ 長期の治療が必要 ■治療期間が短い ■ 緊急治療が必要 ■ 入院が必要になることが多い ■手術での治療が多い ■専門の病院へ紹介されることがある ■生涯つきあっていく可能性あり
【対象】■ 子犬に多い ■ 高齢犬に多い ■男の子に多い ■女の子に多い ■ 大型犬に多い ■小型犬に多い ■生まれつきの病気
【季節性】■春・秋にかかりやすい ■夏にかかりやすい
【うつるか】 ■ 他の犬にうつる ■ 人にうつる ■猫にうつる
【命への影響度】 ■ 命にかかわるリスクが高い
【費用面】 ■ 生涯かかる治療費が高額 ■手術費用が高額
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