愛犬と初めて出会ったときのこと、みなさんは覚えているでしょうか?「この子と一緒に暮らしていく」そう決断させてくれた愛犬は、一緒に暮らし始める前から、出会ったときから特別な存在なのかもしれませんね。それぞれに素敵な出会いがあったと思いますが、今回は運命的な出会いを果たしたという飼い主さんたちのエピソードをご紹介します。

母子の絆が生んだ出会い

ブリーダーさん経由でシェルティーの子犬と出会いました。とても親切なブリーダーさんで、「子犬を定期的に母犬に会わせてあげたい」という私の希望を喜んで承諾してくれたので、私は子犬を連れてブリーダーさんの元へ足しげく通っていました。母犬は基本的に自分が産んだ子犬とのじゃれあいを好みませんでしたが、なぜかうちの子だけは違ったようで、私たちが会いに行くといつも大喜び。2匹で楽しそうに遊んでいました。

お母さん犬といるととっても楽しそうにはしゃぐ子犬ですが、私の家は共働きのため、平日の日中は基本的にひとりぼっちでお留守番をしなければなりません。そんな子犬をかわいそうに思っていたところ、ある日ブリーダーさんから嬉しい提案をいただきました。

「この母犬はもう歳なので、これ以上の出産はさせないつもりです。特にこの子とは仲が良さそうだし、もしよかったら、母犬も一緒にもらってくれないでしょうか」。私はもちろん喜んで快諾しました。多頭飼いは大変な部分もある、と聞いていたのですが、子犬のしつけを母犬が手伝ってくれて、むしろ助けられることも…。お留守番の不安もなくなって、この素敵な出会いに本当に感謝しています。 

悲しみを癒してくれた出会いに感謝

ペットロスという言葉は知っていましたが、こんなにも悲しく苦しいものだとは思わずに毎日泣いてばかりいた時、家の近所の河川敷で一匹の犬と出会いました。フレンチブルドックで首輪もつけているけれど、リードはなし。どうみても飼い犬なので、飼い主さんがどこかにいるのだろうと思って待ってみましたが、1時間くらい経っても現れず、犬はひとりでウロウロしています。心配になり、日が暮れるまで犬を見守っていましたが、夜になっても誰も現れず、相変わらずこの子はウロウロ。見かねてお家へ連れて帰ることにしました。次の日、近くの警察やスーパーなど、飼い主さんから連絡が入っていそうな場所に連絡し、再び河川敷に連れて行って飼い主さんを捜索。散歩している人への聞き込みも行いましたが、収穫はありませんでした。そしてこのフレンチブルドックも、寂しそうな様子はなく、すぐに私に慣れて満面の笑顔でシッポをフリフリしてきます。河川敷に行く時もお散歩気分なのか、とってもご機嫌です。

2ヶ月ほどそんな暮らしをしていたころ、転勤が決まり引っ越すことに。再度警察などに連絡はしてみましたが、実際は「このまま一緒に暮らしたい」という気持ちが強くなっていました。結局飼い主さんは見つからず、このまま私の大切な家族になりました。前の子を亡くしたばかりで、落ち込んでいた私の元に突如来てくれたこの子は、前の子が私を心配するあまり神様に頼んでプレゼントしてくれたのでは?と、そんな気さえする出会いでした。

名前を呼んだら…!?

新築を建てたことを機に、念願だった大型犬を飼うことを決意。ブリーダーさんの元へ生後2か月の子犬を見に行きました。でも、そこにいたのは9匹の子犬たち。「どの子にされますか?」と言われても選びきれない…そんな時、娘があらかじめ考えていた犬の名前を叫んでみたところ、なんとそのうちの1匹が反応してこちらに駆け寄ってくるではないですか!運命を感じた瞬間でした!娘の初恋「リョウタ」君からとった「リョウ」ちゃんは、今や我が家のソファを占領し、気持ち良さそうにお昼寝をする心穏やかな青年に育ちました。 

動物病院からわが家へ

我が家の猫が猫風邪を引いたことで頻繁に動物病院に通っていた時のこと、いつも診察室の奥からうちの子猫を愛おしそうに覗く、つぶらな瞳のポメラニアンがいました。てっきり、動物病院で飼われている子だと思っていたのですが、よくよく話を聞いてみると、飼い主さんが高齢で病気になり飼えなくなったので、動物病院で預かりながら里親さんを探しているとのこと。最初は「そうなんだ~」くらいにしか思っていませんでしたが、病院に通ううち毎回嬉しそうにうちの子猫を覗きにくる姿に胸キュン度が増していって…子猫が回復すればその子とも会えなくなると思うと、頭から離れなくなっていました。

子猫の治療が一段落した日、ポメちゃんはまたいつものように覗きに来てくれました。その姿を見て、いても立ってもいられなくなった私は思わず先生に「この子、うちの子にしていいですか?」と言ってしまっていました。先生も「そうなるんじゃないかなぁと思ってました(笑)」とニコニコ。準備を整え、後日お迎えに行くと嬉しそうにわが家に来てくれたポメちゃん。大好きな子猫ともすぐに意気投合して、毎日楽しそうに遊んでいます。

 

【他の飼い主さんはどうしてる? みんなの飼い方アンケート調査(2022)】
今のワンちゃんをお迎えする際、最も重視したものは何ですか?☞結果はこちら

 

★「うちの子」の健康のために、症状や病名からワンちゃん・ネコちゃんの病気について調べることができる『うちの子おうちの医療事典』をぜひご活用ください!

 

うちの子おうちの医療事典

アイペット損害保険株式会社

ワンペディア編集部

詳細はこちら

関連記事

related article