今回は、アイペット損害保険株式会社がペット飼育者1,025名を対象に調査した「ペットに関する支出調査」をご紹介します。
アンケートの結果、約4人に1人のペット飼育者の支出が「増えた」と回答しています。支出が増えた要因とはどのようなものなのでしょうか?

1年間のペット関連の合計支出はどれくらい?

犬飼育者の2019年ペット関連の年間支出は、「5万円以上~10万円未満」が約38%で最多となりました。

 

ペット関連支出の前年比はどうなった?

支出額は増えた?減った?

2019年の年間のペット関連支出においては、ペット飼育者の約71%が「変わらない」と回答する一方、犬飼育者の24%が「増えた」と回答していることがわかりました。

 

 

一番増えた支出とは?

年間のペット関連支出が前年と比較し「増えた」と回答したペット飼育者に何にかける支出が増えたのかを尋ねたところ、犬飼育者の約55%が「病気やケガの診療費」をトップに挙げました。

 

 

どれくらい支出が増えた?

昨年と比較して年間のペット関連支出が「増えた」と回答した犬飼育者の約27%が1万円以上~3万円未満の範囲で増額と回答しています。

 

 

ペット関連の年間支出の中で一番支出額が大きいと感じるものは?

 

年間のペット関連支出の中で一番支出額が大きいと感じるものを尋ねたところ、犬飼育者の約40%が「病気やケガの診療費」と回答しました。さらに、第2位に着目すると犬と猫の飼育者の支出傾向に違いがみられました。犬飼育者は「ワクチン・健康診断などの予防費用」が約27%、猫飼育者は「フード・おやつ」が約31%となりました。それぞれの項目で2倍以上の差がついています。

 

 

ペットの老後、何に一番お金がかかる?

「ペットが高齢になった際に何に一番お金がかかると思いますか?」と尋ねたところ85%以上のペット飼育者が「病気やケガの診療費」と回答しました。

 

 

2019年10月の消費税増税の影響はあった?

2019年10月には消費税の増税がありましたが、増税に備え、買いそろえたペット関連商品もしくは事前に備えたものの有無を尋ねたところ、約79%のペット飼育者が「ない」と回答しました。また「ある」と回答した犬飼育者の約55%が「フード・おやつ」を選択しています。

 

 

 

 

今回の調査では、「前年比で増えたもの」「支出額が大きいもの」において、第1位は「病気やケガの診療費」でした。ペットには公的な保険制度がないため、どうしても通院や入院、手術にかかる費用は人間と比較すると高額になりがちです。長期的な治療が必要な病気やケガ、獣医療の高度化に伴う検査費用・手術費用の高額化、ペットの高齢化に伴う通院頻度の増加など、さまざまな要因から年間の支出額が大きく感じてしまうのかもしれません。

 

このような「もしもの病気やケガ」に備えておくために、ペット保険の検討などもしてみてはいかがでしょうか?

*詳しくは『愛犬の病気やケガに備えていますか?』をご覧ください。

 

【調査概要】

調査対象:全国の犬・猫飼育者

調査人数:1,025名

調査期間:2020年3月30日~4月6日

調査方法:インターネットによるアンケートを実施

アイペット損害保険株式会社

ワンペディア編集部

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