close up of vet with dachshund dog at clinic

 

ペットは言葉を話すことができないので、体調の変化にはなかなか気付きにくいもの。もっと早く病院に連れて行ってあげていれば…そんな後悔をしないためにも、気軽に相談ができて信頼のおける獣医さんの存在はとても重要です。では、どのような視点で動物病院を探せば良いのでしょうか。良い動物病院を見分けるポイントを紹介します。

臭くない、清潔感のある動物病院

動物病院の最初の印象はとても重要です。建物が新しいとかキレイとかではなく、見るべきポイントは清潔感です。掃除は行き届いていますか?臭いはどうですか?

入院や手術をさせるときのことを考えると、清潔感がある病院のほうがいいですよね。病院側の心遣いも見ることができるので、意識するといいでしょう。

すぐに駆け込める動物病院を探す

動物病院を利用する理由は様々ですが、予防接種や軽い病気だけとは限りません。時には大きなケガや体調の急変により、動物病院に駆け込む場合だってあります。苦しんでいるペットになるべく早く診察を受けさせてあげるためにも、できれば家から近い動物病院を探すようにしましょう。その方がペットへの負担を最低限に抑えられます。

夜間・休日の対応が可能

夜中に急に具合が悪くなったり、病院の休診日に大きなケガをすることも十分に考えられます。自宅近辺で夜間・休診日でも対応してくれる動物病院を、事前に調べておくことも大切です。中には夜間病院と提携している病院もありますので、夜間・休診日の対応については事前に確認しておくといいでしょう。

相性の良い獣医さんを探す

日本の動物病院は、町の診療所などで普通に手術をしてくれます。町の診療所における診察範囲は非常に広く、人間の病院のように「診察は町医者、手術は大病院」というすみ分けはほとんどありません。

そのため、診察の腕で獣医さんを判断するよりも「飼い主さんと獣医さんの相性」また、「ペットと獣医さんの相性」を大切にするといいでしょう。なぜなら獣医さんが診断を下す上で必要としているのは、飼い主さんからの情報だからです。

人間と違って話すことができないペットは、どこが痛いのか、またどのように痛いのか、吐き気はあるのか、元気がないのか、なにか変な物を食べていないのか等、診察の上で必要となる情報を、自力で伝えることはできません。かわりに飼い主さんが獣医さんに伝える必要があります。その先生がどんなに優秀な腕を持っていたとしても、飼い主さんが正確な情報を与えられなければ、治せるものも治せないのです。だからこそ、飼い主さんが「この先生は話しやすいからなんでも話せるな。」と感じられるかどうか、「どんな話もきちんと聞いてくれて、ちゃんと自分の考えを伝えられるな。」と思えるかどうかが大事なのです。

定期的に病院へ通う

病院へ行くときは具合の悪い時…と思ってしまいますよね。しかし、先ほどお伝えしたようにペットは言葉を話せません。そうすると、その子の元気なときの状態を獣医さんに把握してもらう必要があります。元気なときの血液データはどのようなものなのか、体重の変化はどうか、通院時に緊張しやすいかどうか等、その子のデータを蓄積していけば蓄積していくほど、獣医さんはより正確な診察がしやすくなります。

また、ペットが元気な時の方が獣医さんも飼い主さんも落ち着いて話ができますよね。日頃から獣医さんとコミュニケーションをとり、関係性を築いておくことが大切ですので、健康診断や気軽な相談などで元気なうちから定期的に病院に通うようにしましょう。

正確な情報を伝える

信頼できる獣医さんになかなか出会えない…そんな人は、もしかしたら獣医さんが必要としている情報をきちんと伝えられていないのかもしません。以下に獣医さんが最も知りたい情報をまとめておきます。動物病院で聞かれても急には答えられない、という飼い主さんもいらっしゃると思うので、以下を参考にしながら、事前に情報をまとめていくことをおすすめします。

獣医師が聞きたい情報の例

・いつから体調がおかしくなったのか?

・どこでおかしくなったのか?

(外出中なのか家の中なのか)

・なにがあったのか?

(ソファから飛び降りた、車にひかれかけた、変な物を拾い食いした等)

・元気なときとはどのように違うのか?

(もともと興奮しやすい子だが、様子を見ていてもずっとハァハァし続けている等)

信頼関係を築くことでこんな良いことがある

獣医さんと信頼関係が築けると、ペットの体調管理がしやすくなったり、病気になっても早めに対処できたりと、様々なメリットがあります。

また、獣医さんは人間のお医者さんと違い、内科や外科などの専門分野はありませんが、獣医さんによっては得意・不得意な分野が出てくることもあります。もし、飼い主さんと獣医さんの間できちんと関係が築けていれば、ペットの症状に合わせて、その分野を得意分野としている別の獣医さんを紹介してくれることもあります。

しかし、これができるのも獣医さんと飼い主さんの間に信頼関係があってこそ。初診でいきなり他の病院をすすめられたら、飼い主さんもビックリしますよね。獣医さんからすると良かれと思って紹介をしても、飼い主さんからすると「診察を断られた」と感じる場合もあったりして、初診での紹介は獣医さんもなかなかしづらいものなのです。紹介は、獣医さんと飼い主さんの間に信頼関係があって初めてできることなので、獣医さんとコミュニケーションをとるためにも定期的に健康診断へ行くことをおすすめします。

 

 

大切なペットが病気やケガで苦しんだとき、必ずお世話になるのが動物病院です。ペットを守るためにも飼い主さんと相性の良い動物病院を探し出し、獣医さんと信頼関係を築くことはとても大切なこと。まだ信頼できる獣医さんに出会えていない人は、口コミや人づてに聞いた情報なども頼りに、早めに見つけるようにしましょう。

アイペット獣医師

ワンペディアの運営会社であるアイペットに在籍している獣医師チーム。臨床経験...

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