Sleeping dachshund puppy

 

実は犬は、1日のうち10時間近く寝ているといわれています。寝ている犬も、人間と同じように夢をみているのでしょうか。

なお、犬の睡眠時間についてはコチラの記事をご確認ください。

レム睡眠とは?

レム睡眠は、「REM」睡眠と書き、”Rapid Eye Movement(目が速く動く)”の略です。レム睡眠は、体は休息をとっていても、頭は起きている状態と言ってもよいでしょう。脳がまだ起きていて、まぶたの下でピクピクと目が動くためこう呼ばれています。

人間には、眠りが浅く夢をみがちなレム睡眠と夢もみずにぐっすりと眠るノンレム睡眠とがあり、交互に繰り返しながら寝ているといわれていますが、犬にも両方あることがわかっています。しかし人間と違うのは、犬の睡眠のほとんどはレム睡眠で、浅い眠りが大半だということです。これは、もともと野生に暮らしていたころ、敵の来襲にあったときにすぐ起きることができるようにプログラムされているからです。犬が寝ているときに、飼い主さんがちょっとでも音を立てると、耳を動かしたり、目をうすく開けたりするのはそのせいです。

こうした緊張のもとに暮らしているので、一日中ダラダラと寝ているわけではないのです。活動している時間の疲労を、短いノンレム睡眠で解消し、足りない分は、レム睡眠を長くとることで補っているのかもしれません。

レム睡眠のときに夢を見る

人間は、レム睡眠のときに夢を見ることで、日中に起きたことを頭のなかで整理したり、上手に記憶にとどめたりしているそうです。それと同じことが犬にも起こっていて、夢のかたちで現れていると考えられています。

足がピクピク

寝ているのに足をピクピクと動かしたり、震えているように見えたりするのは、夢のなかで走っているからでしょう。起きているときには上手に走れても、レム睡眠中には体が休んでいるので、うまく動かせずに、ピクピク、バタバタ、ブルブル、のように見えるのです。気持ちよく走り回っていることが多いので、そのまま見守ってあげましょう。

ウーッとうなる

これもレム睡眠のなかで、わんわんと吠えているのでしょう。体が休息をとっているためうまく走れないのと同じく、うまくほえるこことができずに、ウーッとうなるような声をだしてしまうと考えられています。もしくは、敵がきてすぐに起きて行動を起こすときのための、予行演習を行っているという説もあります。

夢のなかで猛ダッシュ?

たとえばこの画像だと、夢のなかで思いっきりダッシュしたあげく、実際に飛び起きて壁にぶつかってしまっています。間違いなく夢をみているのでしょうね。

夢でどんなお話をしているの?

この犬は、ワホワホっといびきとも、うなり声ともとれない不思議な音をたてながら眠っています。かわいらしいですね。

アイペット獣医師

ワンペディアの運営会社であるアイペットに在籍している獣医師チーム。臨床経験...