耳の中で細菌や真菌などが繁殖してしまうことで炎症を起こしてしまうケースや、アトピーやアレルギーなどの過敏症として現れるケース、異物混入や腫瘍などが原因となるケースなどがありますが、原因はなんであれ、外耳の炎症を総称して外耳炎といいます。

こんな症状が出たら気をつけて

耳垢の量が増える、耳を痒がる(ピンポイントに耳を掻くことができない場合は首のあたりを痒がっているように見えることもあるので注意!)、頭を振る、耳を床にこすりつける、臭いにおいがするなど。耳が赤く腫れたり湿疹ができることもあります。

診療方法

耳を観察し、耳垢を検査します。検査の結果、細菌性外耳炎の場合には抗生剤を、真菌性外耳炎の場合には抗真菌剤を、耳ダニなど寄生虫がいる場合は駆虫剤を使います。細菌性や真菌性の外耳炎で、かゆみや炎症がひどい場合にはステロイドを使用することもあります。 耳の洗浄は炎症があり痛みが強い場合はあまり行いませんので、点耳薬や場合によっては内服薬を使用しながら定期的に通院していただき、少しずつ洗浄することもあります。 (アレルギー関与が疑われる場合はアレルギー検査が必要になります。また、外耳に腫瘍ができている時には外科的な処置が必要になります。)

 

予防方法

一度外耳炎になると再発することも多いので、梅雨時期などは特に気をつけてこまめに観察しましょう。耳を清潔に保つために耳掃除は必要ですが、やり過ぎると逆に耳を傷つけて細菌が繁殖したりすることもあります。

外耳炎になりやすい品種

垂れ耳の犬種(スパニエルやレトリーバー、ダックスなど)や外耳道に毛が密に生えている犬種(テリアやプードルなど)。

Anicli24院長

三宅 亜希

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