社会性しつけ真

多くの方が一度は聞いたことがあると思いますが、犬には社会化期と言う大切な時期があります。実はその時期は生後約1ヶ月から数か月間と、とても短い期間しかないです。

生後約3か月で成犬とほぼ同じ脳

この時期に子犬が将来、経験するであろう、色々なことに慣らしておく必要があります。例えば色々なタイプの人、自分以外の犬や工事現場での大きな音、雷や花火の音、爪切りや病院の診察台などです。社会化期の子犬の脳はまだ、未発達の状態であまり恐怖心は感じておらず、色々なものに興味を持ちます。この感受性の高い時期に色々なものに慣らしておく必要があるのです。そして子犬の脳は生後約3か月で成犬とほぼ同じ状態に成長し、好奇心よりも恐怖心や警戒心のほうが強くなり社会化は生後6か月頃までに終了していきます。

社会化期にじゅうぶんなしつけができなかった場合

運悪く社会化期に十分な社会化ができなかった子犬は成犬になってからどうなるかと言いますと、社会化できなかったものに対して恐怖心を持ち、過度に吠えたり恐怖心から攻撃的になったりするようになります。例えば人に対して社会化されていなかった子犬は成犬になってから人を怖がるようになってしまいます。ですから社会化期には男性や女性、子供や老人、ひげを生やした人や制服を着た人など、色々なタイプの人からおやつを貰うなどして馴らしておく必要があります。他の犬に対して社会化がなされていなかった子犬は成犬になってから他の犬を怖がってしまうようになってしまいますから、社会化期の時期に無理のない程度に色々な犬と挨拶をさえたり遊ばせたりする経験をさせましょう。

 

工事現場の大きな音、花火や雷、爪切りや動物病院の診察台と言った大きな音や色々な環境などに対しても慣らしておく必要があります。子犬が怖がらない程度に距離を保って工事現場に連れて行ったり、花火や雷の音を録音し、小さな音で聞かせる、診察が無くても動物病院に連れて行って看護士さんからおやつをもらうなどの対策を行いましょう。社会化不足の犬は成犬になってから社会化されていない対象物に出会うと恐怖心から逃げ出したり過度に吠えたり、攻撃的になりやすくなる可能性が高くなってしまいます。ですから子犬を迎えたらすぐに社会化トレーニングを心がけましょう。

アイペット獣医師

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