犬の膿皮症

Veterinary
濃皮症とは、皮膚に細菌が感染することによって生じる化膿性の皮膚疾患です。犬の皮膚には、少なからず何らかの細菌が存在していますが、健康な皮膚では菌が異常に増殖して皮膚病を起こすことはありません。ところが、免疫力の低下や誤ったスキンケアなどにより、皮膚の抵抗力が失われてくると、細菌が異常に増えて発症することがあります。

こんな症状がでたら気をつけて

皮膚が局所的に赤くなったり、小さな膿ができて破裂したり、浸出液がみられたりします。このような状態になると犬はその部分を気にして舐めたり、こすったり、かんだり引っ掻いたりします。さらに感染が進むと、皮膚は赤くただれ、潰瘍がみられたり、膿がじくじく出たりします。皮膚症状に伴い、食欲・元気がなくなることもあります。

診療方法

病歴や皮膚の病変の程度によっても異なります。 なんども繰り返し起こしている場合では、原因となっている細菌を特定するために、細菌培養やどんな抗生剤が効くかを調べる感受性テストを行なうこともあります。また、皮膚の病変の浸出液などから組織や細菌の種類を顕微鏡で観察することもあります。治療は抗生剤が主体となります。定期的な薬用シャンプーが必要なことも多いでしょう。

治療・診療費はいくらぐらい?

皮膚を痒がる、皮膚の一部に赤い斑点と脱毛が見られたため受診したケースです。症状が改善するまでさらに数回の通院が必要となる場合があります。
  
診療項目 単価 数量 金額
再診料 ¥500 1 ¥500
処置料(毛刈り) ¥2,000 1 ¥2,000
処置料(薬浴、消毒) ¥5,000 1 ¥5,000
皮下点滴 ¥1,500 1 ¥1,500
皮下注射 ¥1,500 1 ¥1,500
内用薬 ¥1,000 1 ¥1,000
外用薬 ¥1,200 1 ¥1,200
    合計 ¥12,700
この診療明細書はアイペット損保の支払いデータから作成した診療費の参考例となります。したがって、診療費用・内容の平均・水準を示すものではありません。

予防

日頃のこまめな皮膚・被毛の手入れとシャンプーにより、皮膚を清潔に保つことが予防につながります。とはいえ、洗い過ぎは皮膚のバリアとなる皮脂を落とし過ぎ、逆に皮膚に悪い影響を与えることもありますので、正しいシャンプーの仕方やその子にあったシャンプー剤などについてかかりつけ医に相談してみましょう。

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三宅 亜希
三宅 亜希Anicli24院長
日本大学生物資源科学部獣医学科卒業
小動物臨床に従事後、Anicli24院長として就任

ホームページ:Anicli24(アニクリ24)