犬パルボウイルス感染症

dog in bed
犬パルボウイルスの感染により、基本的には腸に炎症を起こします。さらに、全身性疾患を起こし、重篤な場合では敗血症による多臓器不全や亡くなることもあるため、早期に治療ができるか否かが重要になります。多くは生後1か月前後~6か月齢の子犬で見られます。ワクチンが普及したことにより、犬パルボウイルスの感染は減少しています。

こんな症状が出たら気をつけて

元気がない、食欲不振、嘔吐、下痢 などがよく見られる症状です。

診療方法

ウイルスが便から排泄されるため、便を用いた検査(抗原検査キット)で診断できます。腸炎により重度の脱水を起こしてしまうため、点滴を行いながらの入院治療になります。抗生剤や抗炎症剤、胃腸の薬を使用します。また、近年はタミフルによる治療の効果が期待されています。

治療・診療費はいくらぐらい?

幼犬が、元気消失、下痢と血便の症状で受診し、犬パルボウイルス感染症と診断された場合の診療費例です。
診療項目(内容) 単価(円) 数量 金額(円)
初診料 1,500 1 1,500
血液検査 9,000 1 9,000
糞便検査 1,500 1 1,500
糞便検査(抗体検査) 3,000 1 3,000
入院料 6,000 5 30,000
静脈点滴 3,000 3 9,000
皮下注射 1,500 5 7,500
静脈注射 (インターフェロン) 3,000 5 15,000
内容薬 300 7 2,100
合計 78,600円

この診療明細書はアイペット損保の支払いデータから作成した診療費の参考例となります。したがって、診療費用・内容の平均・水準を示すものではありません。

予防方法

正しいワクチンプログラムでワクチンを接種していていくことが重要です。

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三宅 亜希
三宅 亜希Anicli24院長
日本大学生物資源科学部獣医学科卒業
小動物臨床に従事後、Anicli24院長として就任

ホームページ:Anicli24(アニクリ24)