犬のチェリーアイ

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犬の目頭が“さくらんぼ”のようにみえる病気「チェリーアイ」についてお話したいと思います。「第三眼瞼(がんけん)」=「瞬膜(しゅんまく)」は、下まぶたの内側にあり、眼球を保護したり、涙を生産する涙腺がある膜です。この膜が外傷や炎症などが原因で、赤く腫れて、飛び出してしまうことがあります。これは、第三眼瞼の根元の付け根がゆるんでしまって起こりますが、中に包まれている涙腺は多くの場合は正常です。

こんな症状が出たら気をつけて

片側または両側のまぶたの内側が赤く腫れます。また、目を気にして前肢で擦ったり、引っかいたりすることもあります。腫れた第三眼瞼の刺激により、涙や目やにがみられたり、角膜や結膜に炎症を起こすこともあります。

診療方法

飼い主から愛犬の症状を伺い、目の状態を観察することにより診断します。検査では、飛び出した第三眼瞼をチェックします。治療は、外科的に飛び出した第三眼瞼を元の正常な位置にもどして、縫い合わせるのが一般的です。軽度の場合では炎症を抑える点眼薬を持続的に使用し、エリザベスカラーなどで眼を擦らせないようにすることで治癒する場合もあります。

診療費はいくらぐらい?

診療項目 単価 数量 金額
再診料 ¥500 1 ¥500
血液検査(CBC) ¥2,000 1 ¥2,000
血液検査(生化学) ¥7,000 1 ¥7,000
手術料 ¥50,000 1 ¥50,000
点眼薬 ¥2,000 1 ¥2,000
入院 ¥6,000 2 ¥12,000
内服薬 ¥250 7 ¥1,750
    合計 ¥75,250
この診療明細書はアイペット損保の支払いデータから作成した診療費の参考例となります。したがって、診療費用・内容の平均・水準を示すものではありません。

予防方法

目に違和感があり、こすったりしているうちにチェリーアイを引き起こしてしまうこともあるため、軽度の結膜炎などでも早めに受診してしっかり治療したほうが安心です。日頃から目を観察するように心掛けましょう。

チェリーアイになりやすい犬種

外傷などでチェリーアイになることもありますが、遺伝的な素因も知られており、ビーグル、アメリカン・コッカースパニエルなどは先天的に起こりやすい犬種といわれています。

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三宅 亜希
三宅 亜希Anicli24院長
日本大学生物資源科学部獣医学科卒業
小動物臨床に従事後、Anicli24院長として就任

ホームページ:Anicli24(アニクリ24)