愛犬と遠出をするには、まずハウストレーニングから!

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愛犬と生活を始めると、夏休みやお正月など長期の休暇に一緒に遠出をすることも増えると思います。愛犬との遠出は飼い主にとって、とても良い思い出になりますし、普段の生活では留守になりがちになる愛犬にも遠出は飼い主と一緒にいられる時間が増えますので愛犬にとっても良い経験になります。しかし、愛犬との遠出には事前に色々と練習が必要になる場合があります。

愛犬と車や電車を利用して移動していませんか

愛犬との移動には車や電車を使うことも多いと思いますが、最初から愛犬は車も電車も大好きと言うわけにはいかないこともあるからです。例えば車や電車に乗ることを怖がったり、電車での人ごみを怖がってしまうこともあります。ほとんどのケースは子犬の時の社会化が不足していることが原因の場合が多いのですが、残念ながら子犬の時期にそのような環境に慣らすことができなかった場合、ゆっくりと時間をかけてそれらに慣らしていく必要があります。車に乗るときや電車に乗るときはハウスを利用すると便利なのですが、ハウスに入ることが嫌いな子はハウストレーニングから始めてください。

ハウストレーニングから始めましょう

ハウスに慣らすにはいきなりハウスに長時間入れるのではなく、愛犬が大好きなおやつをハウスの中に放り込み、そのおやつを追いかけて愛犬が自分からハウスに入って取ってくると言うトレーニングを繰り返します。おやつをハウスに投げ入れるときに「ハウス」と言う声掛けを掛けると将来的に「ハウス」と号令するだけでおやつがなくてもハウスに入ってくれるようになります。そして愛犬が躊躇なくハウスに入るようになったらハウスに入った瞬間にドアを閉め、ドアの隙間からおやつを与えたり、かじるタイプのおやつを入れてハウスの中で短時間、過ごすことから慣らしてあげましょう。そうすると人の子供が自分の部屋を欲しがるのと同じように愛犬にとってハウスの中が安心できるスペースになります。普段の生活でも夜はハウスで愛犬を休ませるようにするなど練習をしておくと愛犬との遠出の時にとても便利です。是非ハウストレーニングをして愛犬の大好きなスペースにしておいてあげてください。そして愛犬がある程度の時間ハウスに入ることに慣れたら車や電車で遠出する練習に使ってみましょう。

車に慣らす場合

車に慣らす場合は普段から出かける用事がなくても車に乗せてエンジンを掛けずに5分ほど愛犬とおもちゃを使って車内で遊んであげます。愛犬が車とおもちゃで遊んでもらえるイメージを結びつけるようになったら次は車のエンジンを掛けて5分ほど遊んであげます。このトレーニングにも愛犬が慣れて車のエンジンの音と振動を気にしなくなってきたら次は、愛犬をハウスに入れハウスをシートベルトで固定して、近くの公園まで車を運転して公園で散歩を楽しんでから帰宅します。すると愛犬は車とおもちゃや散歩などの楽しいことを結び付けますので車に乗ることが好きになってきます。そして徐々に運転の時間を長くしていけば車での遠出も可能になります。車での遠出の際に気を付けていただきたいのは高速道路で愛犬を車に残してトイレ休憩をする場合など、気温の低い季節に5分程度なら良いのですが、春先などでも車に愛犬を長時間入れっぱなしにすると思いもよらない室内の気温の上昇などで死亡事故などにつながる可能性がありますので気を付けてください。

電車の遠出に慣らす場合

電車での遠出に慣らす場合は愛犬をクレートに入れ、かじれるタイプのおやつを与えておきます。そして無理のない程度にホームセンターや商店街などの人込みの中に連れて行き10分程度の短時間から徐々に慣らしていきます。トレーニングの後にクレートから出して遊んであげたり、お散歩をしてあげれば人込みと楽しいことを結び付けるようになりますので電車での遠出のトレーニングになりますよ。

最後に

車や電車でお出かけになる場合は2時間に1回は愛犬に水分補給とトイレに連れ出す休憩をお忘れなく!

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森山 敏彦
森山 敏彦株式会社プレイボゥ
1962年長野県生まれ。
株式会社プレイボゥ代表。
ドッグトレーナー養成学校のプレイボゥドッグトレーナーズアカデミー校長。
専門トレーナーによるしつけを行う犬の保育園や、コンパニオンドッグスクール、トリミングショップなどを手広く経営。
しつけを通して捨てられない犬と捨てない飼い主を育て、日本のペットの殺処分0を目指す。

○株式会社プレイボゥ
○イギリスAPDT公認トレーナー
○アメリカCPDT公認トレーナー
○日本APDT理事
○GRTA(ガンドッグレトリーブトライアル協会)会長

ホームページ:株式会社プレイボゥ